こんにちは。
ネットオークションの登場で誰もが気楽に売りたいものを出品できる様になりました。
その一方で出品者も増えた分、設定次第では全く売れない!という厳しい状況にあります。
長年のネットオークションの取引経験から、強気に販売していい商品の見分け方をご説明します。
購入価格を少しでも取り戻したい…、高値で売りたいけど動きがない…という方は必見です。
3分で読める様にまとめています。
個人の思いは排除しよう
売れる商品の見極めに想い入れは不要です。
こんな商品を出品する際に、値付けをいくらにするか?悩む方も多いのではないでしょうか?
・子供が大好きだった玩具
・結婚記念に頂いた品
・並んで購入した限定商品
想いがあると価格設定に迷いが生じます。
厳しい言い方になりますが、購入者側に出品者の想いいれは全く関係ありませんので、値付けをする際は注意する様にしてください。
まずは冷静に商品を見る事が大事です。
販売状況を検索してみよう
マーケティングをしてみましょう!
個人の想いを排除したら、基本的な作業となりますが、検索機能で販売状況を確認し、商品に需要があるのか、無いのかを認識しましょう!!
販売情報はどの媒体でも必ず備わっており、過去の取引実績を検索する事で、どの様な商品が、どの位の価格帯で取引されたかを確認出来ます。
時々『この商品にこの値段?!』と驚かされる出品をみますが、マーケティングを一切行わずに、個人の想いが優先しているのだと思われます。
高値で購入したものでも需要がなければ売れませんので、まずは需要状況を把握しましょう。
強気に出れるかを判別しよう!
次に需要の有無を確認します。
〆強気ポイント
→販売終了商品が8割以上の商品
上記の検索結果から判別はある程度可能ですが、ここで言う強気に出てよい商品とは、需要があるものの供給が少ないモノ、となります。
具体的な数字では、出品されている商品の8割が販売終了となっているものは強気に出れます。
売れていない2割は価格設定がおかしいものが多く、適正な価格で出品すれば必ず売れます。
ほぼ定価で販売した例を見てみましょう。
▲発売から数年が経ちますが売れてます。
▲検索してみるとほぼ完売です!
この様に検索結果→販売状況を確認し強気に出れる商品か?!をマーケティングする事で、値付けで誤った設定を避けることが可能となります。
他サイトを確認しょう
販売状況をみて安心するのは時期早々です。
取引する相手はネットオークションの玄人で、少しでも安く商品を購入する為に、複数の購入ツールを比較するのが当たり前になっています。
Amazon、楽天がその代表格です。
よって、それらの販売状況を確認しない限りは、自身の商品に注文が入ることはありません。
上記の本をAmazonで調べてみます。
▲送料と合わせるとほぼ定価です!
そうです!売れている商品はAmazon、楽天などでも当然価格は強気で設定されています。
Amazon、楽天の出店者はその道のプロで、売れ行きを調べ上げた上での価格なのです。
ここまでみれば強気に出てOKです!!
強気と決めたら値引かない!
注意点ですが、強気は突き通しましょう。
少し前に売れていたモノが突然売れなくなるケースがあり、販売期を逃さないか不安です…
そうなると値引きに応じたくなるものです。
待ってください!!早く売りたい気持ちは勿論分かりますが、販売終了商品が8~9割の商品は絶対に焦らなくても、購入者が現れるものです。
更にAmazon、楽天をマーケティングして、価格をそれよりも1円でも安く設定している商品は、値引きを断っても他の購入希望者が現れます!
定価購入に抵抗感をもつ玄人でも、安価で購入するルートが他になければ必ず折れてきます。
マーケティングした結果に自信を持ち、安易に値引きなどに応じないことをお薦めします!
まとめ
如何だったでしょうか?
強気に出れる商品は需要で決まります。
個人の思い込みに頼ることなく、サイト内の販売状況と他販売サイトの販売状況を調べ、強気に出てよいかを必ずマーケティングしてください。
そうすれば、売れる商品と売れない商品の見分けが自身で確実に出来る様になります。
売れる商品は強気に!売れない商品は値引きに応じる、など臨機応変に対応することで、販売ペースがこれまでよりも何倍も上がる様になります。
勘に頼ることなく適正に出品しましょう。