パチンコ

【鵜呑みすると大変!!】パチンコはボーダー理論だけでは勝てない理由とその対策

こんにちは。

麒麟倶楽部へようこそ。

最近はネットなどでパチンコに関する投資情報(技術面)を多数拾えます。

以前はパチンコの情報を入手できるのは限られた一部の人だけだったので、今は投資するにはいい環境にあると言えます。

ただ、パチンコの規制はきびしくなり、ボーダー(期待値)だけを意識しても安定した収支を得るのがむずかしい環境です。

しかし、一部では「釘さえ見れれば勝てる!」など誤った情報が拡散され続けているのはとても危険な状況だと危惧しています。

この記事では過去にボーダー理論で立ち回り大敗した経験を元に、ボーダー理論だけでは勝てない理由とその対策をご紹介します。

自身の立ち回りで重なる部分がないかをチェックしながら読んでいただけると、収益がより改善する様に構成しております。

 

この記事で得られる情報です。

・ボーダー理論とは
・ボーダー理論の落とし穴
・400万もの負債を抱えた理由
・ボーダー理論以外で意識する点

ネットの情報で立ち回ったらあっという間に負債が膨れ上がってしまいました、、、何故?!

という方は必読です。

6分で読める様にまとめています。


▲ 投資ポイントが40分で理解できます

ボーダー理論とは

まずはボーダー理論を説明します。
(すでにボーダー理論の仕組みをご存じの方はここは飛ばして頂いてもOKです)

今はyoutube等でパチプロと称する方々がボーダー理論を説明した動画を多く上げていますが、端的に云うとこんな感じです。

 

ボーダー理論とは釘調整がよく、通常より回る台を選んでそこに投資を集中させる投資法です。回る台を打ち続ければ大当たりを引き当てる可能性は高まり、トータル的に収益をあげられる、というのが基本的な考え方です。

 

これは車に例えると分かり易いです。

たとえば新車と発売から年数が経った車では、同じ量のガソリンでも走行できる距離が明らかに違ってきます。

これをパチンコで例えると、釘の調整がいい台=新車、釘の調整が渋い台=年数の経った車と置き換える事ができます。

 

パチンコで1Kあたりの回転数を走行距離と考えれば、回転数がプラスになればなる程、車ではより遠方まで進むことが可能です。

仮に14回/Kしか回らない台に10Kを投じた場合、総回転数は140回転となり、20回/K回る台とは60回転もの差が生じる事となります。

さらに2万、3万と投資していけば、トータルで稼げる回転数は差分に比例して大きくなっていくので重要なポイントではあります。

 

実際、自分も20代の頃にパチンコ好きの先輩から釘の見方を教わり、会社帰りのホールなどで実践を重ねてきました。

また、休日などは人気のホールに朝から晩まで入り浸り、釘の調整がいい台を終日打ち続けることも多々ありました。

ケンペイタ
ケンペイタ
しかし、20代は大敗…

この理由を詳しくご説明していきます。

 

ボーダー理論では勝てない理由

ボーダー理論では勝てない理由です。

ここで記載する理由は主に会社員や学生など時間・投資金額に制限のある方が対象となりますが、結論はこんな感じです。

平日の夜は当選率が落ちる
人気機種以外はばらつきがある
投資金額が掛かりすぎる

 

なお、自分が20代の頃に投資していた環境を書いておきますので、同じ環境で投資している人は注意してください。

ボーダー理論でいくら釘を見て立ち回ったとしても、おそらく20代の頃の自分と同様に大敗する事になると思います。

 

■投資環境
・会社帰りの平日夜8時以降から投資
・平日は2~3日は投資を行っていた
・休日は朝から回せるだけ打っていた

会社員なので日中はまったく打つ時間がなく、仕事が終わると会社近くのホールで先輩方と週2~3日投資を行っていました。

一方、休日は朝からホールに並んで、前日チェックした釘調整が良い台をお金が続く限り、ほぼ終日打ち続けていました。

 

■投資金額
・平日は1~3万、閉店まで投資
・休日は3~10万、打ち続けてました

今から20年以上前は今と比べて規制も緩く、閉店保証などがあったりと閉店まで粘ってもそれなりの価値がありました。

また、先輩が何処かで釘を学んでいて打ちながら色々教えてもらえたので、ある程度回る台で投資は出来ていたと思います。

しかし、勝率は今に比べると極端に悪く、当たりを引けずに閉店を迎える事も多々あり、負債を積み上げる要因でした。

 

では、勝てない理由を説明していきます。

ボーダー理論ではパチンコは勝てない理由:稼働時間

ボーダー理論では勝てない理由です。

一つ目の理由は、パチンコは一般的には完全抽選でと云われていますが、時間帯により当選率は大きく変わるという点です。

朝・昼・夕・夜と4つ時間帯でデータを分析した結果、平日の夜は人が一番多い時間にも拘わらず当選率が低い事が分かりました。
(これは、現場やサイトセブンなどのツールで確認すれば誰でもわかります)。

もちろん、上の画像のように休日など終日人がつく台では、夜の遅い時間から爆発が発生するケースもあります。

ただ、データ上、平日の夜遅い時間に爆発が生じるケースは稀で、大半は夜8時までに大当たりの大半を排出しきっています。

上図はその典型となりますが、夕方前後にある程度の爆発をした後は閉店まで大当たりが出ても単発・数連で伸びる事はありません。

この様に会社員・学生が平日の夜遅い時間からボーダー理論で立ち回っても、勝率は低いまま浮上することはありません。

 

実際、ボーダー理論を主張する人の中で、遊タイム狙い以外で夜中心にボーダー理論で立ち回っている人はいないはずです。

つまり、会社帰りの平日遅い時間に、ボーダー理論で回る台に投資してみてもそもそも当たりが残っていないという事です。

ボーダー理論を信仰している人の中には時間帯関係なく、平気で2~3万使う人もいますが、溝に金を捨てているようなものです。

つまり、平日夜の稼働はやめるべきです。

時間帯ごとの当選率を知りたいけど、自分でわざわざ調べるのは少々めんどくさいという方はこちらの記事を参照してください。

 

続いて二つ目の理由をみてみましょう。

ボーダー理論ではパチンコは勝てない理由:投資量

二つ目の理由は投資する量にあります。

ボーダー理論を実践する方は、機種ごとの期待値を元にその数値を上回る回転数を確保できる台に投資を集中させます。

しかし、当然ながら期待値を上回る台を選んだからと言って、その日のうちに必ず収益を得ているわけではありません。

大きく負け越すこともありますが、それを継続的に朝から晩まで日々継続することで、差分として収益を確保しています。

 

一日単位で見た場合も、朝から夕方まで回し続け、スランプグラフの凹凸を複数乗り越えてプラス領域へたどり着きます
(もちろんマイナスで終わることも多い)

また、週、月単位で見た場合も、打ち続けることで+−の凹凸を平均化することでプラスになる様に管理をしている。

つまり、ボーダー理論で収支をプラスに持っていくためには、相当の投資量が必要となり数時間の投資では収束しません。

20代の頃、仕事帰りに2〜3時間打っていても勝てなかったのは、前項の時間帯と投資量から云えば当然の結果なのです。

ボーダー理論ではパチンコは勝てない理由:投資金額

三つ目の理由は投資する金額にあります。

前述してきたようにボーダー理論で立ち回るにはかなりの継続性が必要となり、比例して投資額もそれ相応の額が必要です。

その間には大きなハマりにぶつかる事や、ラッシュが取れても数連で終わり一日の負債が十万円を超えることもあります。

しかし、ボーダー理論では月に大負け越したとしても、翌月にそれ以上の収益を上げ、トータル収益がでればいいと考えます。

 

つまり、ボーダー理論で立ち回るにはそれ相応の資金が必要で、時には借金をしてでも立ち回らなければならないのです。

これを例えれば、給与を丸々パチンコで失うことと同じで、普通の金銭感覚を持ち得ていたら到底我慢できないものです。

そして、金銭的にも精神的にも追い込まれ、中途半端な状態で投資を中断するため、負債だけが残り大金を失っていきます。

ケンペイタ
ケンペイタ
勝てない理由はコレです

 

会社員が仕事帰りに2〜3時間稼働して1〜2万負けただけでも、普通の金銭感覚を持ち得ていればムカつくはずです。

それが、ボーダー理論になればその何倍もの金額を失う可能性があり、精神的にも相当の覚悟がないと続かないのです。

youtubeでは良い点のみ強調されますが、負の側面を事前に把握しておかないと勝てないどころか、借金漬けとなります。

つづいてその対策をご紹介します。