内部確変活用の注意点
活用時の注意点についてです。
前項で内部確変の状態で‘’少ない回転数の当たり‘’に投資を集中すると書きましたが、それだけで勝てる程甘くはありません。
注意すべきポイントはコチラです。
・内部確変もどこかで終了する
・機種により内部確変は異なる
・内部確変に必ず入る訳ではない
・内部確変で大当たりは分散される
順番にみていきましょう。
内部確変もどこかで終了する
内部確変がいつまでも継続すればラッキーですが、永遠と続くわけではなく、どこかのタイミングで通常確率に戻ります。
この点の見極めが出来ないと内部確変に投資しているつもりが、‘’通常確率で勝負していた…‘’という事になりかねません。
では、どの様に判断すべきでしょうか?
回転数から状態を確認する
回転数に注目する事で台が内部確変にあるかを判断する様にします。
一般的に確変時は大当たりがすぐにくるものと思われがちですが、1/39.8でもはまれば回転数は相当数引っ張られます。
よって、その引っ張られた最大値を把握すれば‘’それ以上の回転数は内部確変にはない‘’と判断する事ができるのです。
この最大に嵌った回転数を天井と呼びます。
(遊パチの天井とは別物です)

具体的に図でみてみましょう。
▲内部確変の始まりと終わりを示してます。
上図の黄色の矢印が天井となります。内部確変(灰色)の状態では天井を境にして少ない回転数で大当たりが連続しています。
つまり、黄色い矢印より下の回転数は内部確変の状態にあり、それより上は通常の確立にあるものと判断します。
具体的にはこの様に覚えてください。
・内部確変の始まり
→天井値の回転数を超えた大当たり
・内部確変のおわり
→天井値の回転数を超えた時点

機種により内部確変は異なる
二つ目の注意点は機種によるバラツキです。
ここまでに内部確変の特徴をご説明してきましたが、少し厄介なのは内部確変の天井・継続数が機種により異なるという点です。
例えば「大工の源さん」は天井が低く目に設定されていますが、「花の慶次」は400回転ちかい設定と機種により異なります。

また、内部確変の継続率も機種により異なります。2~3回で通常に戻る傾向の機種、少し長めの設定の機種と千差万別です。
よって、機種ごとの傾向をデータ取りから掴んでいただく必要があります
(算出方法はこの後の項で説明します)。
必ず内部確変に入る訳ではない
三点目は‘’100%内部確変に突入しない‘’です。
一見すると‘’ハマりの後に必ず内部確変に突入‘’する様に思えますが、毎回、必ず内部確変に入る訳ではありません。
データ集計上、ハマりの後に内部確変へ移行する確率は高いものの、必ず移行する訳ではなく再びハマるケースも多々あります。

図でみてみましょう。
上図はハマり(青色)を経由して3回目で漸く内部確変に突入している例です。
ハマった後の台を見つけ‘’内部確変だ~!‘’と喜ぶ前に、内部確変に突入しているかを天井で見極めていく必要があります。
内部確変で大当たりは分散される
三点目は‘大当たりは分散される’‘です。
ここまでに内部確変の特徴を説明してきましたが、その中に‘’大当たりは分散して放出される‘’というものがありました。
ここで注意が必要なのは‘’大当たりが均等に排出される訳ではない‘’という事です。
たとえば、20を4回で均等割りすれば各5連を引き当てる事となりますが、実際には単発・数連を絡めながら排出されます。
図でみてみましょう。
内部確変(オレンジ)で合計28回の大当たりがでてますが、20連以外は単発・数連が続いています。
内部確変内の中で爆連が2~3回と起きる事は稀なので、その点も意識して台選びをするといいと思います。
(機種により爆連が続く事もあり)

ここでは概要のみ触れさせて頂きましたが、詳細は下記記事にまとめていますので、この記事を読み終えたら覗いてください。

続いて‘’天井の算出方法‘’をご紹介します。